皆さん、こんにちは。家づくりやリノベーションで細部にまでこだわることって、本当に大切ですよね。
インテリア好きの方ならなおさら、壁紙や床材に合わせてスイッチやコンセントのデザインまでも抜かりなく選びたいところです。
そこで今回は、パナソニックが手がける配線器具「アドバンスシリーズ」に注目したいと思います。
実は2024年末、このシリーズに大きなリニューアルが行われました。新ハンドル部分がソリッド仕様となって、プレートと同じマットな質感を獲得。
まるで壁と一体化したかのような、より洗練されたデザインに生まれ変わっています。
1. アドバンスシリーズって何がすごいの?
パナソニックの「アドバンスシリーズ」は、スイッチやコンセントなどをインテリアの一部として際立たせるのではなく、"あくまでも“壁の中にそっと溶け込む"ようなデザインを追求したシリーズです。上質なマット仕上げによる質感やフラットな薄型フォルム、そして暗闇で位置が分かる白色LEDのほたるランプ(パイロットランプ)が搭載されているなど、見た目と機能の両方が充実しています。
また、カラーバリエーションも結構豊富。
スタンダードなマットホワイトのほか、最近人気のマットブラックやマットグレー、そして木目やベージュ系の内装に合わせやすいマットベージュなどが用意されています。
古民家リノベーションなど、壁が白一色ではない空間でもすんなり馴染むのが魅力です。我が家も採用しています。
2. ハンドルデザインが「ソリッド」に進化
2-1. 最大の変更点は質感の一体化
2024年12月のリニューアルで、スイッチを押すハンドル部分がプレートと同じマット仕上げ(透け感のない素材感)になりました。
従来のハンドルはわずかに光沢があり、プレートとの質感差を気にする声も一部でありました。
今回の新製品では、ハンドルとプレートの「ムラ」が解消されて“単一素材”に見えるデザインへと洗練。壁や空間と一体化し、主張しすぎないスマートさを極めた姿に仕上がっています。
パナソニックではこの新ハンドルを「アドバンスシリーズ(ソリッド)」と呼んでいるのですが、名前の通り実直で一体感のある質感という印象を受けます。
2-2. お手入れも簡単、実は機能はそのまま
ハンドル表面の凹凸マット加工は従来通りで、指紋や汚れが付きにくいという嬉しい特長は継続しています。
また、電気的仕様やサイズなどは従来品と変わらず、アドバンスシリーズの対応した旧ハンドルであればそのまま交換が可能。
既存アドバンスシリーズからスムーズにアップグレードできる点も見逃せません。
一方、細かい改良としてハンドルの文字表示デザインが統一され、視認性が向上しています。
表示方式が差し替え式ネームから印字表示に変わり、書体やレイアウトもスイッチ間でばらつかない仕組みに。機能自体は変わりませんが、見た目の印象はぐっと上品になります。
3. “Archi Design”思想が生んだこだわり
そもそもパナソニックは、配線器具のような住宅設備を「住まいの背景」に徹させることで空間そのものを引き立てる設計を目指してきました。
この思想を同社では “Archi Design(アーキデザイン)” と呼んでおり、アドバンスシリーズはその代表例です。
今回のリニューアルは、あくまで“より壁に馴染むための進化”。
デザインやカラーを選び抜いた空間の中で、スイッチが主張しすぎず、むしろ空間全体の洗練度を高める存在になれるよう考えられています。
特に、木材や漆喰など温かみのある素材を使う古民家リノベや自然派インテリアでも、「マットベージュ」「マットグレー」などを合わせると空間の雰囲気を壊しません。
4. 今後さらに充実する機能バリエーション
アドバンスシリーズには、『かってにスイッチ(人感センサー)』、『とったらリモコン(スイッチごとリモコン化する機能)』など、多彩なユニットが存在します。
このような便利機能を含む特殊スイッチ類も、2025年2月の新商品として、先日“ソリッド化”のアナウンスがなされました🎉
つまり、家中のスイッチを統一感あるマット質感で揃えつつ、最先端のスマート住宅の要望にもしっかり応える構成が整っていくわけです。
これからの住宅づくりやリフォームシーンで、ますます注目を集めそうですね。
5. まとめ:スイッチひとつで空間が変わる
スイッチやコンセントは日常生活で頻繁に目に触れ、手にするもの。
だからこそ、そのデザインと質感を少しアップグレードするだけで、暮らしの心地よさや空間の美しさがぐっと高まります。
パナソニックのアドバンスシリーズ(ソリッド)は「壁に溶け込む存在感の薄さ」「マット仕上げの一体感」「バリエーションの豊富さ」と三拍子そろった頼もしい選択肢。家づくりアカウントやリノベ垢でも、話題になるのは時間の問題かもしれません。
もしご自宅の新築やリノベーションを検討中で、「スイッチなんてどれでも同じでしょ?」と思っていたなら、ぜひアドバンスシリーズの実物をチェックしてみてください。
きっと、「ここまでデザインにこだわる時代なんだ!」と感動していただけるはずです。
ちょっとした違いが、空間をより上質に仕立て上げてくれることでしょう。
参考リンク:
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。